12月12日(木)、中学1年生を対象に、「夢中になれるコトを大切にしよう」というテーマで、車いすバスケットボールチーム神奈川VANGUARDSの球団代表、西村元樹先輩(39期生)に講演していただきました。

空手道部で活躍していた西村先輩は、山手学院卒業後、東京工業大学（現 東京科学大学）に進学しましたが、入学当初の健康診断で白血病が見つかり、闘病生活に入りました。完治はできましたが、後遺症で以前のように歩くことが難しくなってしまいました。
2年間遅れた大学生活で車いすバスケットボールに出会い、はじめは上手くできなかったものの、たくさん練習したそうです。さらに高みをめざして神奈川VANGUARDSに移籍し、7年かけて日本一を達成しました。今年の夏に選手を引退し、現在は球団代表として車いすバスケットボールの面白さを伝えながら、チームを支える仕事をしています。
生徒たちは、何か大変なことがあっても前向きにすごすこと、いつ何が起こるか分からないので一瞬一瞬を大切にすること、パラスポーツの面白さや障害を持った人たちへの理解など、先輩の熱い話からたくさん学ぶことができました。

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